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自分をつき動かしている「おおきなもの」 [プライベート]

今年最後の更新になりますね。

本年も当ブログをご愛読いただきまして本当にありがとうございました。

今、当ブログの管理ページで確認したところ、今までの記事数が2,477 そして累計アクセス数はお陰様で1,463,049回となりました。

ここ数年、皆さんからは「よくこんなにUP出来ますね」とか「酒井さんのそのパワーはどこから来るのですか?」などと言われます。

今年最後ということで、自分のパワーの源、自分を突き動かしているモノについて今思っていることを率直に綴ってみたいと思います。

自分には小学生の頃からずっと抱き続けている「疑問」がありました。

それは、農業をしている自分の両親が「どうしてそんなに働いてばかりいるのだろう?」という思いでした。

自分の家は自営業で、自分は物心ついた頃から、両親が朝、明るくなる時間には畑に行き、夕方真っ暗になるまで必死に働いている姿を見て育ちました。

それも、日曜日も休まず、盆も正月も休まず、毎日毎日バカみたい働いてばかりいるのです。

しかも稼いだお金で遊びに行くこともほとんどなかったし、外食することもあまりなかったですね。

いったいお父さん、お母さんはどうしてこんなに底なしに働き続けるのだろうー自分にはずっとこの疑問を持ち続けて大きくなりました。

その答えが分かり始めたのは、自分が結婚して家族を持ってからのことでした。

お陰様で自分は奥さんと、3人の可愛い子供たちに恵まれました。

自分は3人の子の父親となり初めてわかったのです。

あぁ、お父さん、お母さんは、自分のためにではなく、家族のため、自分や妹のために、あんなに馬鹿になって働いていたんだな、と。

自分が大好きな西野カナは名曲alweysの中でこのような言葉で、人を思う気持ち「仁愛」について歌っています。

愛という形ないもの

すべてを包むおおきなもの

ちゃんとここにあるから、いつもそばにあるから

強い気持ちが溢れてくる

愛という限りないもの

今日も明日も何十年後もこの胸にこの胸にずっと溢れている

・・・この歌を聞くと、自分は子供の頃、両親が真っ暗なうちから畑に行って、真っ暗になるまで、ブドウ畑で働いている両親の姿が今でも鮮明に浮かんでしまうのです。

自分は皆さん、ご存知の通り、自らが大好きになったサッカーばかりやって家族に迷惑をかけまくっているし、毎日大量の酒をバカ飲みしている「俗物の塊」みたいな人間です。

でも、そんなダメ人間だけど、愛する家族のため、大切な仲間のため、かけがえのない「ふるさと」のため、に生きていきたいと。

自分が決めた(Jリーグ100年構想をパクった)中野エスペランサの理念「スポーツで、もっと、幸せな街へ」はサッカーというスポーツ畑で育ち、世間を知らない自分が、ふるさとのために出来ることはなんだろう?ということへの答えなのかもしれません。

物や時間には「限り」「限界」があります。

でも、西野カナの歌うように、人を思う気持ち、人を愛する気持ちには「限界」がないのです。

その思いは、いくら年を重ねても、大きな力を湧き出し続けるのです。

年末、酒井家はえのき茸の生産に追われています。

今は12月31日の大晦日の朝3:48です。

66歳になったお父さんは既にえのき工場でえのきを収穫しています。

今の若い子達の言葉を借りれば「神」ですね(笑)

自分が尊敬するお父さん、お母さんの人生に「限界」がないように、自分の人生には「限界」がありません。

大切な両親、家族に迷惑ばかりをかけているバカ息子、酒井雄高は、愛する家族のため、大切な仲間のため、ふるさとのため、に馬鹿になって生きていきます!

長文にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

皆さんも愛する人との時間を大切に、年末年始をお過ごしください。

皆さん、良いお年をー!

(おい、バカ息子、こんなの書いてねえで、早くえのき工場行って親を楽させろ!)

2012年大晦日 バカ息子 酒井雄高
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