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「選手」と「Player」の違いに思う日本サッカー強化策 [サッカー全般]

日本サッカーはここ10数年で大きな躍進を遂げました。

ただ今尚、海外の強豪国・伝統国とは大きな差があるように感じます。

今回の代表欧州遠征はかなりやられた感のあるフランス戦、相変わらず何もさせてもらえず惨敗したブラジル戦、と強豪国との力の差は歴然でしたね。

その差はどうやったら埋まるのか、追いつき追い越せるのかー。

そんな中、昨日の講演会後の懇親会で山ノ内中学校の部活動の外部コーチをされている方から良い話が聞けてハッとしたので紹介します。

それは「選手」と「Player」の違いについてのお話でした。

日本ではスポーツをする人を「選手」と呼びます。

それに対して外国ではスポーツをする人を「Player」と言いますよね。

この違い分かりますか?

「選手」とは文字通り「選ばれた人」です。

「Player」とは文字通り「楽しむ人」です。

分かり易いですよね。

日本におけるスポーツは富国強兵政策の中での「訓練」の一つでした。

それに対し、海外におけるスポーツは人生を豊かにする「楽しみ」だった。

つまり、日本におけるスポーツは「非日常」であるのに対し、海外におけるスポーツは「日常」つまり「文化」だったのです。

遠回りに思えるかもしれませんが、日本サッカーの強化策はスポーツを「非日常」から「日常」、「文化」にしていくことだと思います。

中野エスペランサのような地域クラブの日々の活動こそ、大きな意味で日本サッカーを支えているのです。
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