プロ野球に思う

何かこの時期になると毎年書いているような気がしますが、プロ野球のシステムには疑問がいっぱいあります。

きのう盛り上がっていたドラフト会議。指名が重なった選手の行先が、ま、さ、か、の「くじ引き」で決定するのですね。

これはちょっと信じがたいですね。選手のプロ人生に関わる大きな決定が「くじ引き」で決まるって・・・。

指名した全チームと選手が直接交渉を行い、選手が希望する球団に「選手側が」決めればいいじゃないですか。

過去もこのくじ引きで多くの悲劇が起ってきた経緯もあるのに、マスコミもまるでショーのように煽って報道しています。この選手の意思が全く尊重されないくじ引きシステムに疑問を感じざるを得ません。

さらに疑問なのがクライマックスシリーズの存在です。

長期のリーグ戦の後に上位チームで優勝決定戦を行うシステムになっているんですね。例えばリーグ戦で３位と２０ゲーム以上差をつけて優勝した１位のチームが短期戦で３位のチームに優勝をかっさられることがあり得るのです。

こんなバカな話がありますか・・・。よく球団や選手組合？みたいなところからクレームや異議が出て問題にならないのかと思ってしまいます。

少し前までよく聞いたプロ選手がアマチュア選手に指導しちゃいけないみたいな決まりはもうなくなったのでしょうかね。なくなったと願いたいですが。

結局のところプロ野球は昔の理不尽な決まりを変えられなかったり、極端な商業主義に走るあまり、選手の権利やリーグ戦の勝負の公平差や面白さまで奪われてしまっているのではないでしょうか。

別にサッカーと比較してどうこうとか言うつもりはないですが、競技は違えど同じ「スポーツ」に関わるものとして感じた素朴な疑問でした。

はい、独り言ということで（笑）